昔と変わらない方法で作られているアメリカの釘との事。
何かに使えそうだったので試しに買ってみました。
1本数十円、一般的に使われている釘からすれば高いのですが、
化粧として使うとなれば、安い?と言える。
例えば、白い壁に、枯れた板を打ち付け、長めのこの釘を打ち込みフックがわりにも出来そうです。
そこのお店、錆びた外壁鉄板も売っていたんだけど(多分アメリカ製)3x6以下サイズで
1万円/枚 超えていた。
2枚のみ店頭に立てかけていたけど、こういったものは沢山並べるとダメなのでしょうね。
あるお宅の錆びた鉄板外壁の表情が良くて、新しいものを一枚買ってくるので、
それを剥がして交換してくれないか?と頼まれた方もいる。
昨日、大工さんの作業場へいったら、
リフォーム工事で剥がした杉板と思われますが、無造作に置かれてあって
それはそれで、よく見れば、目詰まりのいい杉板で長年の風雪に曝され
浮造りがかかってとても味わい深い表情になっていました。
意図して作り出せるものではありません。
釘・・・
手元の銘木・銘竹・数寄屋建築のカタログを開くと、
茶室役金物がビッシリと出ています。
ぱっと番号がふってあるのだけでも408種類
中釘無双釘(平沈) 用途:花入れ掛け 裏千家に多い
すだれ掛け折釘
扁額釘
頭巻釘(鉄) 用途:にじり口の戸板を止める
・・・・・・・
・・・・・・・
延々と続きます。
これだけの種類の釘があるのは、日本だけなのではなかろうか・・・
これら小さな釘たち、
上手く使って、ジワジワと利かせたいものですね。